北海道小樽市のゴミ収集業者の社長を務める74歳の男が、産業廃棄物をまぜたゴミを一般廃棄物として処理場に運び込んでいたとして、廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反の疑いで逮捕されました。
男は2024年5月1日から5月31日までの間、会社の従業員とともに、一般廃棄物が積まれた収集車に産業廃棄物を混合して収集し、あわせて約49トンを産業廃棄物の処分が許可されていない一般廃棄物処理施設に搬入し、捨てた疑いがもたれています。
警察によりますと、2024年4月に「不正にゴミを処理しているかもしれない」などと情報提供があり、6月に会社の事務所などを捜索。押収した大量の証拠品や従業員からの事情聴取などにより、逮捕に至りました。
警察によりますと、不法に捨てた廃棄物計約49トンのうち、約6トンが産業廃棄物で、約6~7万円ほどの利益を不正に得たとみられています。
調べに男は容疑を認めているということで、警察は10年以上にわたって不法投棄をしていた可能性もあるとみて捜査しています。
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