25日午後3時ごろ、沖縄県今帰仁村佐賀屋島付近の羽地内海で「(停泊している)船から煙が出ている」と今帰仁漁業協同組合を通じて第11管区名護海上保安署に通報があった。名護海保によると、火災があったのは砂利採取のための作業船とみられる。人的被害は確認されていない。

炎を上げて燃える船=25日午後6時12分、今帰仁村の羽地内海

 午後7時現在、鎮火しておらず、名護海保や県警本部署などが対応に当たっている。爆発の危険があるとして現場には規制線が張られており、周辺は騒然としている。

 現場近くに住む今帰仁村立天底小学校4年の親川青兒(じょうじ)さん(9)は、自宅で消防車のサイレンの音を聞き羽地内海を見たところ、停泊船から火柱が高く上がっているのに気付いたという。「ずっと沖合に停泊している船。なぜ燃えたんだろう」と話していた。

炎を上げて燃える船=25日午後6時27分、今帰仁村の羽地内海

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