岐阜県庁の幹部が、県庁の職員食堂の食券を偽造し、停職4か月の処分を受けました。

 県によりますと、砂防課の課長級で50歳の男性職員は、2024年2月までに県庁の職員食堂の490円の食券を自宅で印刷して偽造し、正規の食券と偽って複数回使用していました。

 食堂の委託業者が、本物の食券よりひと回り小さく、インクの乗りが違うことなどに気付いて男性職員に声をかけました。

 男性職員は偽造有価証券行使などの疑いで警察の取り調べを受け、書類送検されましたが不起訴となっていて、県は11月22日付けで停職4か月としました。

 男性職員はワイシャツの胸ポケットに10枚つづりの食券を入れて洗濯してしまい、使えなくなった分を取り戻したかったと説明しているということです。

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