11月21日未明、鹿児島市で住宅2棟が全焼するなど、住宅や車を焼く火事がありました。
けが人はいませんでした。
坂口輝記者
「坂之上の火事の現場です。辺りは炎と煙に包まれています」
21日午前1時10分ごろ、鹿児島市坂之上1丁目で「2階建て住宅の1階から火災です」と、住人から119番通報がありました。
火は約4時間後に消し止められましたが、この火事で火元となった会社員・瀬戸次男さん( )の木造2階建て住宅と、隣接する木造平屋の住宅のあわせて2棟が全焼しました。
また、別の住宅の外壁の一部が焼けたほか、車とバイクあわせて6台が焼けました。
瀬戸さんは4人暮らしで、トイレに行こうと目を覚ました瀬戸さんの妻が、火事に気づき、他の3人を起こして避難したため、けが人はいませんでした。
現場は住宅街の一角で、付近の住民からは不安の声が聞かれました。
付近の住民
「不安です。乾燥してるし、今の時期」
「サイレンが鳴り始めて気づいた。燃え移らないか心配」
瀬戸さんの妻は「1階に降りたら非常ベルが鳴り煙が出ていた」と話しているということで、警察は21日朝から実況見分を行い、火事の原因について詳しく調べています。
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