郡山消防本部によると、入浴中の事故による救急要請は過去5年間で987件でこのうち12月が128件と最も多くなっている。
また、全体の8割近くが高齢者で、これは寒暖差によって血圧が急激に変化し、失神などを引き起こすヒートショックが増加することが大きな要因と見られている。

ヒートショックは、浴槽で失神して溺れたり、脳梗塞や心筋梗塞につながったりする恐れがあり、入浴中の事故の3割以上が搬送時に心肺停止の状態だったということだ。

郡山消防本部は、入浴前にかけ湯でゆっくり身体をあたためたり、部屋の温度差を小さくしたりするなどの対策を呼びかけている。

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