連日、各地で不可解な運転をする車がカメラに捉えられた。埼玉では勢いよく反対車線側の歩道に侵入した後に斜面に激突する車が、京都ではダンプカーとあわや正面衝突しかける逆走車が撮影された。どちらも被害は出ていないが、危険運転の経緯は謎に包まれている。

埼玉で歩道侵入…斜面にドン!

埼玉・狭山市内の道路で1日午前中にカメラが捉えたのは、前を走る白い車が右にハンドルを切った直後、勢いよく歩道に進入し斜面に激突する瞬間だ。

撮影者は当時を振り返り、「右に曲がるのかなと思っていたんですけど、そのまま歩道に乗り上げて、『ドンッ!』っていう音はしました」という。

斜面に衝突した車(視聴者提供)
この記事の画像(13枚)

衝突の瞬間については、「(速度は)50km以上です。結構衝撃が強かったので、ポールも吹っ飛んでいましたし、車の破片も道路に飛び散っているっていう感じ」とかなりの衝撃だったと語っている。

車はぶつかった後、しばらく歩道を走り、ようやく止まった。

一体なぜ、車はスピードを落とすこと無く歩道に突っ込んだのか。不可解な点は他にもあり、撮影者も「結構謎なんですよね、謎の事故って感じで。ウインカーも出てなかったと思います」と不思議がる。

バックで歩道から戻ろうとしていた車(視聴者提供)

その後、車はバックして車道へと戻っていったという。

京都で逆走車が…あわや正面衝突

こうした“不可解な運転”は、京都・京田辺市で10月22日午前中にも撮影されていた。

ダンプカーと衝突寸前になっている車(視聴者提供)

路地から出てきた軽自動車が右折で逆走し、向かってきたダンプカーと正面衝突しそうになっていたのだ。

撮影者は、「(道路)入った時に自分が二車線の道で、中央分離帯のある道で走ってたら、自然と左折しか出来ないっていうのは分かるはずなんですけど…」と現場は逆走するとは考えにくい場所だったと話す。

車線変更で衝突を回避したダンプカー(視聴者提供)

逆走に気づいたダンプカーはすぐに車線変更して、事故は回避することができた。

撮影者は、「トラックの方が慌てて、急ブレーキ踏んでいる感じが見えまして、白煙が上がっていましたので」と話す。

撮影者によると逆走車のドライバーは、70代くらいの女性だったということで、「免許持っている身としては、歳で判断ができなくなったらやっぱり(運転を)やめるべきだなと思いましたね」と話した。
(「イット!」 11月14日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(13枚)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。