「紀州のドン・ファン」と呼ばれた男性を殺害した罪に問われている元妻の被告人質問。
「死に方を考えてほしかった」と主張しました。
須藤早貴被告(28)は、2018年、55歳年上の元夫で資産家の野崎幸助さん(当時77)に覚醒剤を摂取させ殺害した罪に問われています。
15日、検察側は、野崎さんの死後、早貴被告へ支払われた役員報酬の使い道を尋ねました。
早貴被告は、ポルシェや、ハーレーダビッドソンのバイクを購入したほか、美容整形にも使ったと明かし、整形費用の総額は「数百万単位」と述べました。
また、検察側から、改めて野崎さんが亡くなったことについて問われると「目の前にいたら、文句を言ってやりたい」と述べました。
この答えに対して弁護側は、「今、野崎さんがいると思って言ってみて」と改めて回答を促し、早貴被告は、「死に方を考えてほしかった。社長がこのタイミングで死んだせいで、私は何年も人殺し扱い」と述べました。
判決は、12月12日に言い渡される予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。