東京・江東区の馬肉専門店で目撃されたのは、手に大量の袋を持ったヘルメットの男。
10月31日の午後9時過ぎに現れたのは、“大量馬肉泥棒”。
店に入ると真っすぐに袋のところへ向かい、「さあ、盗むぞ」と言わんばかりに指をペロリ。
ちゅうちょなく、次々と袋に馬肉を入れていきます。
袋が足りなかったのか、今度は全ての袋を引きちぎり、また指をペロリ。
戻ってまた商品を袋に入れていきますが、次の瞬間、袋に入っていた馬肉が地面に落ち、慌てて拾い上げるヘルメットの男。
なんと合計5つの袋を持つと、代金を支払わずに店を出ていきました。
被害に遭った「馬肉専門店うまし」の吉田大貴オーナーは、「『そんなに食べられないでしょ』というツッコミもある。『手慣れてるな』が第一印象」と話します。
吉田オーナーによると、被害額は約14万円。
商品のほとんどを持って行かれてしまったため、ほぼ閉店状態だといいます。
実は、ヘルメット男が大量の商品を盗む窃盗事件は10月、隣の江戸川区でも起きていました。
こちらの男もヘルメットを着けたまま入店。
まず向かったのは、もちろん袋置き場。
袋を持つとマスクを外し、指をペロリ。
1個1000円のつけ麺を袋パンパンに入れて、そのまま自転車で店をあとにしました。
無人ホルモン直売所小松川店のオーナー:
つけ麺8個在庫あったんですけど、8個全部持っていった。
2つの店舗は、自転車で約20分の場所。
同一人物による犯行なのでしょうか。
映像を見比べてみると、どちらの店も、犯行に及んだのはフード付きの黒い服を着て、同じような柄のヘルメットをかぶった男です。
馬肉専門店うまし・吉田大貴オーナー:
“無料倉庫”だかなんかだと思ってますね。率直にまず、取った分全部金額払ってほしい。
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