秋田市の社屋建設現場に侵入し、物品などを焼損させた男に11日、懲役3年が求刑された。
事件当時、秋田市の会社員で、現在は仙台市に住む熊谷尚紀被告(31)は、5月に秋田市河辺の社屋建設現場に2回侵入し、断熱材などに火を付けて焼損させたほか、6月には当時勤めていた秋田市八橋の会社の倉庫で同様の犯行に及んだとして、建造物侵入と器物損壊の罪に問われている。
11日の公判で、検察は「身勝手かつ大胆で悪質な行動」などと指摘し、懲役3年を求刑した。
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