週末、札幌市は全国から集まった人で大いににぎわいました。人気アーティストのコンサートやスポーツイベントが重なったためですが、ファンの熱狂に包まれたマチを緊急取材です。
11月9日・10日の札幌、全国各地から来た人であふれかえっていました。
「ドーム前は人だかりになっています」（大塚力ディレクター）
大和ハウスプレミストドームでは、人気アイドルグループ「スノーマン」がライブを開催。初のドームライブにファンのテンションも最高潮に。
「めめ大好き！」（ファン）
一方、真駒内のアイスアリーナでは人気バンド「バックナンバー」のツアー公演が行われ、こちらも会場はファンで埋め尽くされました。
さらに、ゼップ札幌ではアーティストの宇都宮隆さんのライブに長い行列ができました。
「（Q：いつからファン？）40年くらい大ファンです」（ファン）
そして北海きたえーるでは、レバンガ北海道の試合にファンが熱狂。イベントが重なり全国、世界からファンが集結し、飛行機やホテルの争奪戦まで起こるほどの大混雑となった札幌市。その一日に密着です。
「スノーマンライブまもなく開場ですが、ドーム前はご覧の人だかりで動けません」（大塚ディレクター）
羽田空港に集合して飛行機で来たという4人組のファン。しかし、札幌までは長く険しい道のりだったそうです。
「きのうの朝、飛行機で帯広。そこからレンタカーで5時間、交代で運転してきた。山では雪が吹きつけた」
「十勝から来た（Q;ホテルとれた？）いいえ、全然とれない。知り合いの家に泊まる」
「ギリギリとれた。2人合わせて2万円、安いの選んだ」
「私はススキノのホテルがとれた。マオリンはとろうとしたら1泊40万円とかだったので、ラブホテルに泊まりました」（ファン）
「スノーマンに会いたい」一心で、飛行機やホテルの争奪戦を乗り越え、ようやくライブ当日を迎えたファンたち。
番組が待ち合わせをした姉妹のファンも気合十分でした。
「（Q：いよいよ本番ですが？）もう、吐きそう」（ファン）
こちらの姉妹は、前日、番組の取材に答えてくれた神戸からのファン。買ったばかりの雪靴で足元から“スノーマン”コーデで登場。
「一番の自信作は『犬卵』。俺の描いたやつって気づいてくれる」（ファン）
それぞれ個性的な幼馴染の2人組。大阪からの参戦です。
「佐久間くんがピンクなので、家にあるピンクを全部つけてきた。パンツもピンク！ピンクのストラップはマツケン。（Q：メイクはライブ用？）いや、普段からこれです！ライブ後は、メンバーが食べた海鮮丼を食べる」（ファン）
スノーマン初の5大ドームツアーということでファンのテンションも最高潮。待ち時間もなんのその、開幕までのひとときを楽しんでいました。
一方、真駒内アイスアリーナにもとんでもない数の人だかりが。こちらには人気バンド「バックナンバー」のツアー公演を見に来たファンたちが集結していました。
さらに、ゼップ札幌でも…
「（Q：みなさんのお目当ては？）UTSU！スノーマンが決まる前に抑えたので飛行機・ホテルとれた。UTSUバッグも自分で作った」（ファン）
そして午後8時、スノーマンライブが終了。興奮冷めやらぬファンがドームから出てきました。
「中国から来た。死んでもいい」
「キラキラで何回も倒れた。夢かと思った」
「すごく迫力あってよかった」
「（Q：地下鉄混んでますけど？）これもライブの醍醐味。大号泣してメイク落ちた」（ファン）
最寄りの福住駅までは、ご覧の通りの大渋滞。駅の入口も先がつまって人があふれ出していました。
ホームの中も大混雑で、増便した地下鉄が来てもすぐに人で埋まってしまいます。
ドームを出て中心部へたどり着くのにかかった時間はなんと1時間半でした。
「札幌で海鮮まだ食べてない。ラーメンと海鮮はマスト。しかし営業終了」（ファン）
お目当ての店が閉まっていたため、もう一つのメンバーが食べたというラーメン店へと移動。しかし…
「やばいですね。先頭どこですか？」「100mくらい先ですね」（ファン）
スノーマン効果で夜遅くにもかかわらず、なんと約250人が並ぶ大行列ができていました。
「（Q：札幌のこと嫌いにならない？）大丈夫、大好きです」（ファン）
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