いじめの認知件数が過去最多になったことを受け、政府は新たな強化策をとりまとめました。
2023年度、小中高校、特別支援学校でのいじめの認知件数は73万2568件、「いじめの重大事態」の発生件数も1306件と、いずれも過去最多となっています。
こうした結果を受け、こども家庭庁などは8日、「いじめの防止」や「早期発見」「いじめへの対処」など4つのジャンルで、8項目で示した強化策を取りまとめました。
三原じゅん子こども政策相：
子ども達にどのように伝えていけば躊躇なく悩みを打ち明けてもらえるのかなどについて、こども家庭庁内で新たに検討を開始して参ります。
強化策には、子どもの視点に立った相談体制の充実や重大事態の調査報告書を分析する専門家会議を新たに設置することなどが盛り込まれていて、学校に示して、いじめの未然防止に活用させます。
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