名古屋市教育委員会が複数の教員団体から金品を受け取っていた問題で、20人の職員が処分されました。

 名古屋市教育委員会では、人事を担当する教職員課の職員が、複数の教員団体から校長などへの推薦名簿とともに金品を受け取っていたほか、人事案を事前にOBに見せる「内覧」を行っていたことが明らかになっています。

 市教委は11月8日、事案に関わった職員の処分を公表しました。

 このうち元学校づくり推進監の局長級職員(62)を、内覧に立ち合い受け取った金品の中からあわせて280万円を会合に参加する際の活動費として使ったとして、減給10分の1、1カ月の懲戒処分としました。

 また、同様に内覧に立ち会った元教職員課長ら5人を戒告の懲戒処分としたほか、教育長ら14人を管理監督責任などとして文書や口頭による訓戒処分としています。

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