11月7日は二十四節気の立冬です。

鹿児島県内ではほとんどの地点で、今シーズン最低気温を観測するなど、寒い朝になりました。

伊佐市大口です。

最も冷え込む日の出の時刻になると、田畑の植物は朝露で覆われ、水辺では立ちこめた霧や色鮮やかなコスモスなどが幻想的な風景を作っていました。

暦の上では冬となる立冬の7日、最低気温は寒気と放射冷却の影響で、伊佐市大口で3.7度、さつま町柏原で4.6度など県内33の観測地点の内30カ所で今シーズンで最も低くなりました。

「おはようございます」

伊佐市の大口東小学校です。

寒さをこらえながら児童たちが元気に登校していました。

Q「寒い?」
「はい」

Q.「すぐ起きることができましたか?」
「はい。ずっと家に引きこもっていました」

中には半袖、半ズボン姿の児童も。

こちらの男子児童は手を段ボールに突っ込んだまま歩いています。

ワケを聞いてみると。

Q.「この段ボールは?」
「(両手が)温かいから」

横断歩道で児童たちの登校を見守るのは校長先生。

こんな声をかける児童もいました。

女子児童
「先生、手がやばいことになってる」

校長
「寒いですか?赤くなっていますね」

一方、こちらは7日の鹿児島中央駅前です。

鹿児島市も7日朝は今シーズン、最も低い12.6度を観測し、マフラーを巻いたり、コートを羽織るなど寒さ対策をする人たちの姿がありました。

霧島市から通学しているというこちらの大学生は朝の寒さが応えたようで…

大学生
「朝の通学がきつくなるかもしれない。体調を崩しやすいので心配。コートと下に1枚着ているが寒かったらいけないので、バッグにマフラーも入っている」

2024年は季節外れの暑さが続いていたこともあり、こんな声も聞かれました。

通勤者
「ようやく普通の季節に戻った感じ」

放射冷却による朝の冷え込みは8日まで続きそうです。

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