今年6月、タクシーの運転手から現金などを奪ったなどとして強盗の罪などに問われている男の裁判で検察は男に懲役7年を求刑しました。
広島市西区の無職、橋本昭弘被告(41)は、今年6月、広島市東区でタクシー運転手にはさみを突きつけ、「金をだせ」と言って現金およそ1万2000円を奪ったなどとして強盗などの罪に問われています。
橋本被告は逃走していましたが事件から3日後に広島市南区の交番に出頭し、逮捕されました。
7日の裁判で検察は、犯行は計画性のある手慣れたもので悪質などと指摘し、懲役7年を求刑しました。
一方、弁護側は「更生することを誓っていて、再犯の可能性は認められない」とし、執行猶予付きの判決を求めました。
最後に橋本被告は、「二度とこんなことをしない」と謝罪の言葉を述べました。
判決は今月26日に言い渡される予定です。
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