津波で被災し活用されていない土地から新たな産業を創出しようと、岩手県大槌町にブルーベリー農園を整備されることになりました。
11月5日は地元の園児などが参加して植栽式が行われました。
大槌町の中心部・町方地区では、震災後に区画整理された30ヘクタールのうち5ヘクタールが現在も未利用地となっています。
町では、この土地を活用しブルーベリーの実験農園を整備することになり、5日はこども園の園児などによる植栽式が行われました。
国から事業費600万円を受けて整備するこの実験農園は、地元の建設会社などでつくる協同組合が管理することになっていて、富山県の農園のアドバイスを受けながら、鉢を使った水耕栽培が行われます。
今回は4年間の実証実験と位置付けられていて、未利用地の5カ所に60本の苗木を植え、生育状態などを観察するということです。
大槌町 平野公三町長
「(未利用地の活用に向け)事業者がブルーベリーに着目。雇用拡大を含めて様々な視点から事業展開することになった」
町では実証実験の結果を踏まえたうえで観光農園への展開を目指すとしています。
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