災害に伴う大規模な停電からの迅速な復旧に向け、他の電力会社からの応援を受け入れる訓練が11月6日に静岡市駿河区で行われました。
6日の訓練は南海トラフ地震などによって広範囲で停電が発生し、中部電力パワーグリッドが迅速な復旧を目指して他の電力会社から応援要員を受け入れるとの想定で行われました。
訓練では災害復旧拠点をいち早く整えるため、エアテントを設営する手順や通信環境の整備、さらには情報伝達の流れなどを確認していきます。
中部電力パワーグリッド・高山純 静岡支社長:
能登地震を受けまして実践的な訓練が必要だと考えています
担当者によると元日の能登半島地震ではこうした復旧拠点が迅速に整備されることでスムーズな作業につながったということで、今後も様々な関係者が参加する形で訓練を重ね災害への対応力を向上させる方針です。
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