冬の足音が近づいています。北アルプスや横手山では6日朝にかけて雪が降りました。山小屋によりますと、今シーズン初めての積雪で、去年よりひと月ほど遅いということです。長野県北部の標高が高い場所では、6日夜から7日にかけても雪が降る見込みです。

山小屋の周りに雪が積もっています。北アルプス燕岳の「燕山荘」です。

支配人によりますと、今シーズン初めての積雪で、去年より1カ月遅いということです。

燕山荘 河地清人支配人:
「昨夜7時半ころ、あられが降って、朝、小屋周りに約10センチ積もっていた。やっと冬が来たなという感じ。サラサラの雪で軽い。いつもなら(10月初旬)体育の日の連休までに1回ぐらい降るんですよね。ここまで暖かったのは、ここで20年近くなるが、初めての経験」

テラスに1センチほど雪が積もったのは志賀高原の横手山山頂です。

こちらも例年より2、3週間遅い初雪だということです。

気象台によりますと、7日は西高東低の冬型の気圧配置で、上空に強い寒気が流れ込み、北部の標高の高い場所では雪が降る見込みだということです。

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