福島第一原子力発電所2号機では、事故後初めて燃料デブリが格納容器の外に取り出され、11月5日放射線量の測定が行われた。その結果、試験的取り出し作業を継続できる上限を大きく下回っていること(毎時24mSv基準に対し0.2mSv)が確認されたことから、東京電力は6日、運搬用の容器に燃料デブリを入れる作業を行っている。

作業が順調に進めば、早ければ7日にもこの運搬用の容器を強い放射線に耐えられるコンテナに入れて、試験的取り出し作業を完了させる予定。

取り出された燃料デブリは直径5ミリほどで、重さは3グラム以下とみられ、茨城県の研究施設に輸送して分析が行われる計画だ。

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