相次ぐ強盗事件。3連休も止まりません。

2日、東京・葛飾区の住宅に押し入り、70代の男性を縛って暴行を加え現金を奪った現行犯で逮捕された山内裕太容疑者(29)。

4日朝、検察に身柄を送られました。

事件が明らかになったのは、2日午前10時半過ぎ。

警察官が現場に到着する前、現場となった住宅で山内容疑者とみられる男と会話をしたという近所に住む女性に話を聞くことができました。

女性が遭遇したのは被害者宅の玄関前。突然、マスクをした男が現れたといいます。

「あなた、どなた?」という女性の問いかけに、男は「僕は強盗なんです。強盗に入った人間です。お金がないからお金ほしさにやりました。指示されたんです。自首するつもりです」と話してきたといいます。

その後、駆け付けた警察官が現場に残っていた山内容疑者を発見。強盗致傷の現行犯で逮捕しました。

山内容疑者は「現場近くの公園で初対面の共犯者と集まった」と供述しています。

さらに、山内容疑者は10時間にわたって現場の住宅にとどまり、室内を物色していたことが分かりました。

Xで知り合った人から空き巣に入るよう指示を受けていましたが、住人に見つかったので暴行を加えたと供述。容疑を認めています。

そして、別の事件でも自称・会社員の金子優汰容疑者(28)が逮捕されました。

3日、千葉・四街道市の住宅に押し入り、住人の57歳の男性に対し殴るなどの暴行を加えてけがをさせ、現金1万3000円を奪った疑いが持たれています。

4日、「Xで高額報酬のバイトを検索していた。SNSで指示役に個人情報を送り、指示役から報酬10万円で荷物の確認に向かうよう指示を受けた」という金子容疑者の新たな供述が分かりました。

今回、事件があった四街道市の現場付近では、不審者の目撃情報が相次いでいました。

事件現場の近隣住民からは「3日くらい前だよ、夕方の4時やな。東京電力(を名乗る人)が来た」「1週間くらい前に“電気料金を安くする方法がありますから”って、作業服を着た若い人が来た」などといったいった声が聞かれました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。