子どもの手の届くところに電源コードがある危険な例(製品評価技術基盤機構提供)

大型連休中の帰省や旅行など、普段と異なる環境で子供がけがをすることがないようにと、製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼びかけている。

NITEによると0~6歳の事故は過去5年で73件通知があり、うち54件が屋内の事故だった。多いのは①扉の隙間に指を挟む②転倒した家具の下敷きになる③スチーム式の加湿器や電気ケトルによるやけど④磁石のパズルなどおもちゃの誤飲―といった例だった。

令和4年には徳島県で7カ月の乳児が宿泊施設で電気ポットを転倒させ、重いやけどを負った。5年には神奈川県で3歳の子がカーテンを操作するひもに首がひっかかり、亡くなった。

NITEは電気ポットやその電源コード、ブラインドなどの操作ひもが子供の手の届かないところにあるか、おもちゃの電池のふたが外れそうになっていないかなど、外出先でもチェックし「危険があれば改善していただきたい」と強調している。

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