広島市西区で、高齢の夫婦に殺意をもって薬物を服用させ、住宅に放火し現金を奪ったとして大手証券会社の元社員の男(29)が逮捕・送検された事件で、男の自宅から睡眠薬が押収されていた事が捜査関係者への取材で分かりました。

警察によりますと強盗殺人未遂と放火の疑いで逮捕・送検された神奈川県の無職、梶原優星容疑者(29)は今年7月、広島市西区井口明神に住む86歳と84歳の夫婦に殺意をもって睡眠作用のある薬物を服用させ、住宅に火をつけて現金約2600万円などを奪った疑いが持たれています。
警察の取り調べに対して梶原容疑者は窃盗以外の容疑については否認しています。
捜査関係者によりますと梶原容疑者の自宅の家宅捜索で、犯行に使用したとみられる睡眠薬などが押収されていたことが分かりました。
警察は、梶原容疑者が事件の前から夫婦に現金を準備させて計画的に犯行に及んだ可能性があるとみて捜査を進めています。

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