10月27日に投票が行われた衆議院議員選挙で、北海道帯広市で回収された「投票所入場券の宛名面」が走行中の軽トラックから落下し、11月1日まで落下した用紙の回収を行っていたことを帯広市選挙管理委員会が発表しました。
宛名面以外の用紙をあわせて400枚以上を回収したということです。
帯広市選挙管理委員会によりますと、10月29日午後4時ごろ、市内を走行していた軽トラックから住所や氏名が書かれた「投票所入場券の宛名面」の入ったビニール袋が落下しました。
軽トラックには市の職員2人が乗っていましたが気がつかなかったということです。
落下した袋は半透明の45リットルほどの大きさで、袋には投票所入場券の宛名面と宛名面以外の用紙が入っていました。
落下した直後に市民から市役所に連絡があり、別の職員が駆けつけ用紙の大部分を回収しましたが、残りの用紙については30日から1日午前中にかけて回収し、投票所入場券の宛名面267枚、宛名面以外の面の168枚を回収したということです。
帯広市選挙管理委員会によりますと、軽トラックの閉めていた幌の隙間から落ちたとみられるということです。
軽トラックには当時他にも市内の投票所で使用した衛生用品や土足マットなどを積んでいて、職員はビニール袋について「上の方に置いた記憶がある」と話しているということです。
帯広市選挙管理委員会は「今後、同様の事案を発生しないよう、取り扱い及び回収方法の見直しを行います」としています。
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