10月31日~1日、福岡県内の住宅街などにイノシシが相次いで出没し、女児(4)を含む6人が軽いけがをした。自治体などが近づかないよう注意を呼びかけている。
県警によると、31日には久留米市で女児(4)と50代の男性がイノシシに体当たりされて軽いけがをした。イノシシは中学校の体育館に逃げ込んだところを捕獲され、駆除された。
1日には福岡市東区原田周辺などで40~60代の男性3人と40代の警察官の計4人がイノシシにかまれるなどした。いずれも軽傷だった。
同市によると、イノシシは秋から冬にかけて、餌を求めて人里に出てくることが多く、10月には西区や早良区でも相次いで目撃された。担当者は「近づかず、刺激を与えないで」と話している。【山口響、栗栖由喜】
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