今年8月の日向灘を震源とする地震で、避難中に倒れた男性に救命措置を行った日向市の工場に消防から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは旭化成バッテリーセパレータハイポア日向工場で、日向市消防本部から村井隆彦工場長に感謝状が手渡されました。

8月8日に発生した日向灘を震源とする地震では津波注意報が発表され、この工場に勤務する50代男性が屋上に避難する途中で倒れました。
男性は意識がなく呼吸が停止していたため、近くにいた社員が連携し、胸骨圧迫やAEDを使って救命措置、救急隊の到着前に心拍が再開しました。
男性は3日後に意識も回復し、9月中旬には業務に復帰したということです。

(旭化成バッテリーセパレータハイポア日向工場 村井隆彦工場長)
「有機的に連携をして救命事案に対応できた。ありがたいという気持ちです。」

この工場では年間に5回、従業員を対象に救急講習会を開いていました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。