沖縄県の玉城デニー知事は31日の定例記者会見で、火災による焼失から5年がたった首里城の再建に向けて「二度と火災が発生しないよう、県が責任を持って防災・防火業務に当たる」と決意を語った。
首里城の正殿復元に向けた取り組みについて説明する沖縄県の玉城デニー知事=31日午前、同県庁その上で「県民の心のよりどころ、象徴である首里城の正殿をはじめ関連施設の再建に向け、鋭意、国と連携して取り組む」と強調。寄付金を活用して首里城を象徴する多くの制作物が作られていることを報告し、復元途中の様子も見学できるとアピールした。
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首里城が焼失して3年。あの時、沖縄タイムスで事件・事故を取材する社会部の警察担当記者(通称・サツ担)2人は沖縄のシンボル焼失を目の当たりにした。泣き崩れる住民、消火活動に奔走する消防隊員、原因究明に尽力する捜査員―。当時の取材メモを読み直し、写真とともにあの日を振り返る。
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