秋の園遊会が赤坂御用地で行われ、多くのメダリストなどが参加しました。
赤坂御用地の東門の前からフジテレビ社会部・宮崎千歳記者が中継でお伝えします。
今回は久しぶりに多くのメダリストが参加した華やかな園遊会となり、両陛下や愛子さまも競技の話題で話が弾まれた様子でした。
振り袖姿の女性メダリストも多く、競技中とはまったく違う表情で羽織はかま姿の阿部一二三選手と笑顔で記念写真をしていました。
また、スケートボードの吉沢恋選手(15)は、招待客の中で圧倒的に若く、堀米雄斗選手(25)が一緒に行動し、気遣う様子も見られました。
――会話の様子はどうでしたか?
両陛下と愛子さまはパリ五輪を熱心に応援されていたそうで、競技について詳しい質問をされていました。
やり投げの北口選手とは、陛下が65メートルという飛距離を手で示されて、北口選手が「そこの池は越えられるかなと思います」と、ユーモアあふれる回答で笑いに包まれる場面もありました。
柔道の阿部選手には、皇后さまが「ずいぶんプレッシャーもおありかと」と気遣われ、陛下が「袖釣り込み」の技について具体的に質問される場面もありました。
両陛下は「妹さんもよく頑張りましたね」とねぎらわれ、きょうだいの絆の強さに深くうなずかれていました。
――愛子さまの様子は?
今回2回目の出席となった愛子さまは、初めて和服で公務に臨まれました。
前回は「緊張しています」と話していましたが、今回は「お仕事はどうですか?」と聞かれ、「ぼちぼちです」と答えられるなど、和やかでゆとりのあるやりとりが続きました。
やり投げの北口選手には、話題になった競技場でカステラを食べる姿について尋ねられ、「おやつも気分転換なんですね」と話されたり、同じ2001年生まれの体操の橋本選手には「同級生です」と声をかけられ、スケートボートの堀米選手には新しい技に挑戦する心意気や、けがの恐怖をどう克服するのかなどについても質問されていました。
選手たちも暖かいまなざしを感じて、うれしそうに会場を後にしたのも印象的でした。
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