市の職員らが水道の修繕工事をめぐるウソの書類を提出し、業務委託料を騙し取ったとして、三重県津市は10月30日、警察に被害届を提出しました。
津市によりますと、水道工務課の男性職員2人は2024年度に実施した3件の止水栓の修繕工事を、市内の業者・新英工業が行ったとするウソの申請書類を提出し、業務委託料11万円余りを騙し取っていたということです。
実際にはこの職員2人が工事をしていました。
新英工業は2023年度、市から421件の水道修繕工事を受注していて、職員2人は市の聞き取りに「いつも緊急の工事に対応してくれる御礼がしたかった」という趣旨の説明をしているということです。
津市は詐欺の疑いで警察に被害届を提出し、29日付で受理されています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。