燃料デブリが格納容器から出る「一歩手前」の状態です。
28日から再開された福島第一原子力発電所2号機での燃料デブリの試験的取り出しについて、30日午前10時半ごろにロボットがデブリをつかみ、昼過ぎに格納容器の出口の手前までつり上げられました。
デブリがここまで原子炉の外に近づくのは2011年の事故以降初めてで、今後、格納容器の外に出して放射線量を計測し、運搬用のボックスに入れ、敷地の外に運び出す準備を進めます。
福島第一原発には約880トンのデブリがあると推計されていて、今回の試験的取り出しでは、3グラム以下のデブリを取り出す計画です。
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