SNSの通じて知り合った相手から愛媛県松山市の女性がウソの投資話に誘われ、約1100万円相当の暗号資産をだまし取られました。警察は被害届を30日に受けSNS型の詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは松山市内に住むパート従業員の女性(50代)です。

警察によりますと女性は7月にSNSで日本人を名乗る男と知り合い、やり取りを重ねて親近感を抱いていたところ暗号資産を利用した株式投資に誘われ、紹介された暗号資産取引所のアプリを8月15日にダウンロード。翌日にウソのサイトにアクセスして口座を作り、男に指示されたアドレスに200万円相当の暗号資産を送信したあと、指定された株式を売買すると利益が出ました。

このため女性は相手を信じ、9月13日までにさらに900万円相当を購入して送信。あわせて約1100万円相当の暗号資産をだまし取られました。

女性は「出金するのに現金が必要」などと伝えられ、不審に思って警察に相談。だまされたことに気づき被害届を出しました。

警察はSNSを利用した投資詐欺が多発していると注意を呼びかけています。

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