名古屋市港区で10月30日から国内最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2024」が始まりました。
港区のポートメッセなごやで始まった「メッセナゴヤ2024」には、778の企業や団体が参加しています。
デンソーのブースはAIとロボットとの共生がテーマで、会場で記者が「ガチャガチャを回して」と指示をすると、ロボットが指示通りにガチャガチャのレバーを回しました。こうした技術を、将来の自動運転や製造現場の自動化につなげたいとしています。
同じくトヨタグループのトヨタ紡織では、直射日光にあたっても暑くなりにくい素材を展示しています。
夏は車内が高温になってしまうため、砂漠で生息するアリの体毛の形をヒントに、遮熱性が高い内装の開発を進めています。
東海地方の町工場10社が集まったブースでは、レーザー加工で作られた観覧車など地元のモノづくり技術が披露されました。
中でも今年の注目は宇宙産業です。
月面着陸船のレプリカが迎える宇宙産業のスペースでは、愛知県豊川市の工具メーカーが宇宙でも食事を「味変」できるよう、調味料を入れるケースのほか、実際に宇宙へ飛び立った観測衛星を紹介しています。
メッセナゴヤは11月1日まで開催され、およそ5万3000人の入場者を見込んでいます。
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