改正道路交通法が11月1日から施行されるのを前に、自転車などの交通マナーの向上を呼びかけようと福岡県北九州市でキャンペーンが行われました。
北九州市のJR小倉駅で行われたキャンペーンには、警察官など約40人が参加しました。
11月1日から施行される改正道路交通法で、自転車運転中の「ながらスマホ」や「酒気帯び運転」といった危険な行為に対し罰則が強化されることを受けて行われたキャンペーンで、自転車と電動キックボードの体験試乗会や飲酒運転の通報訓練などが行われました。
飲酒した状態を体験できるゴーグルをかけて、自転車の飲酒運転を疑似体験してみるとー
◆リポーター
「視界がぼやけてペダルがこげません。危ない危ない」
ペダルをこぐことすらままならず、ポールを倒してしまう場面も。
警察によりますと、今年、福岡県内で自転車による「飲酒運転」の警告件数は9月末までに61件、「ながらスマホ」は3154件となっています。
◆福岡県警 交通企画課 井上敬 課長補佐
「自転車に乗る際は交通ルールを正しく守っていただき、命を守るためにヘルメットをしっかりと被っていただくようお願いいたします」
警察は今後、「ながらスマホ」や「飲酒運転」の取り締まりを強化していくとしています。
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