岩手県内でパチンコ店などを運営している盛岡市の「飛鳥商事」は、7期連続で赤字決算となるなど経営が悪化し、10月28日付で、盛岡地裁から破産手続き開始の決定を受けました。
負債総額は35億円余りに上っています。
帝国データバンクによりますと、盛岡市の飛鳥商事は、「ユニオン宮古」などのパチンコ店や、公衆浴場「まーす北上」などを運営していて、2007年9月期の収入高は、約250億円に達していました。
しかし2011年の東日本大震災で沿岸部の店舗が被災。その後、復興需要の収束やコロナ禍も重なって集客力が低下し、2023年9月期の収入高は約25億5600万円まで落ち込んで、7期連続の赤字決算を余儀なくされていました。
資金繰りが限界に達したことで、破産手続き開始に至ったということです。
負債総額は35億3500万円に上っています。
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