福岡市など福岡県内各地の住宅に、強盗の下見のおそれがある不審な業者の訪問が相次いでいますが、新たに北九州市戸畑区にも同じような不審な男が現れていることがわかりました。

戸畑警察署によりますと10月25日午後7時ごろ、北九州市戸畑区中原東1丁目でインターネット通信業者を名乗る男が住宅を訪問し「インターネット回線の異常を検知しました。家の中に入れて下さい」などと要求したということです。

福岡県内では福岡市早良区高取や百道、古賀市の千鳥や花見東、糸島市の前原北や神在東、浦志、前原駅南でも通信業者などの社員を名乗り「電柱の工事をする」「いつ留守にするのか」などと住人が不在になる時間帯を聞き出そうとする不審な男が相次いで確認されています。

福岡市や古賀市の男はタブレットやバインダーなどを手にしていました。

関東で相次いだ闇バイトの強盗事件では、一部の現場周辺で事件の数カ月前から不審な業者の訪問が相次いだことがわかっています。

このため警察は強盗などの下見のおそれがあるとして警戒を強めていて、不審な人物が訪問してきた場合には

▽身分証などを必ず確認し、相手が名乗った事業所に確認する
▽安易に他人に個人情報を教えない
▽身に危険を感じたらすぐに110番通報する

よう注意を呼びかけています。

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