児童の差し出すサツマイモに鼻を伸ばすアフリカゾウ=和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで2024年10月22日午前10時3分、大澤孝二撮影
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 和歌山県すさみ町立周参見小の1、2年生27人が22日、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」を訪れ、自分たちで苗を植えて収穫したサツマイモを動物たちにプレゼントした。

 JA紀南すさみ支所の協力で児童らが5月、町内にある農家の畑にサツマイモの苗を植えた。今月11日に約200キロを収穫し、同園には120キロを寄贈。この日は約17キロをアフリカゾウとマントヒヒ、マレーバクに与えた。

 児童らは、園の社員食堂でゆでたサツマイモを試食した後、サファリエリアに移動。アフリカゾウは、児童が手に持ったサツマイモに鼻を伸ばし、器用につかんで口に運んでいた。また、マントヒヒとマレーバクにはサイコロ状に切ったサツマイモをフェンスの外から与えた。

 1年の松本芭桜(はお)さん(6)は「ゾウがサツマイモを取る力が強くてびっくりした。大きかったけど可愛かった」と笑顔だった。【大澤孝二】

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