警視庁

 オンラインゲームのアカウントなどを売買する「リアルマネートレード(RMT)」を装った偽サイトを設置したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は24日、東京都江戸川区の無職、伊藤将吾容疑者(20)を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕したと発表した。

 警視庁によると、伊藤容疑者はアカウントなどの購入希望者らを偽サイトに誘導し、本物のRMTサイトのIDやパスワードを窃取。本人になりすましてサイトにログインし、自身の口座に現金を送金していたという。

 この手口で小中高生ら6人から、少なくとも計約10万円をだまし取ったとみられる。

 逮捕容疑は4月4日、RMTサイトを装った偽サイトを設置し、不特定多数が閲覧できる状態にしたとしている。「間違いない」と容疑を認めているという。【加藤昌平】

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