沖縄気象台は24日午前11時すぎ、「大雨と雷及び突風に関する沖縄地方気象情報」を発表した。沖縄本島地方と先島諸島ではフィリピンにある大型の台風20号周辺の湿った空気の影響で25日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込み。気象台は最新の気象情報を確認するよう呼びかけている。
同気象台によると、23日午前0時から24日午前10時までに本部町謝花で203.0ミリ、読谷では195.5ミリの雨が降った。また沖縄市胡屋では178.0ミリ、那覇市樋川で171.5ミリ、南城市糸数では152.5ミリと本島地方全域で激しい雨を観測している。
沖縄本島地方は24日は多い所で1時間に40ミリ、先島諸島でも30ミリの雨が降る見通し。24日正午から25日正午までに予想される24時間降水量は多い所で、沖縄本島地方では180ミリ、先島諸島で120ミリと予想されている。
沖縄気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意を呼びかけている。また25日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風にも注意を促している。
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