大阪府内の集合住宅で1歳の赤ちゃんが死亡した事件で、警察は、赤ちゃんの母親の交際相手の男を傷害致死の疑いで逮捕しました。

傷害致死の疑いで逮捕されたのは大阪市旭区の無職・長谷川廉斗容疑者（26）です。

■逮捕前「ラーメンの器をひっくりかえしたことが許せず、腹部を手のひらで強打し、突き飛ばした」

長谷川容疑者は今月6日、大阪府内の集合住宅で交際相手の息子で1歳6カ月の西村結翔ちゃんに暴行を加え、内臓損傷による腹部内出血で死亡させた疑いがもたれています。

警察によると、任意の事情聴取の際に長谷川容疑者は「結翔ちゃんがラーメンの器をひっくりかえしたことが許せず、腹部を手のひらで強打し、突き飛ばした。母親がいないときに暴行を加えた」と話していました。

■逮捕後「ラーメンの汁をこぼしたので、滑らないために手のひらで押しのけると尻もちをついた」

しかし、逮捕後の調べに対しては「ラーメンの汁をこぼしたので、滑らないために手のひらで押しのけると尻もちをついた。押しのけた行為が原因だとは思えない」と容疑を否認しています。

この事件は7日正午過ぎに部屋で結翔ちゃんが心肺停止の状態でいるのを母親が見つけ、消防に通報したことで発覚しました。

警察は当時の状況や動機を詳しく調べています。

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