新潟県長岡市で弱った状態で発見されたオオタカが簡易検査の結果、陽性だったことがわかり、県が今後の対応を協議しました。
10月21日、長岡市でオオタカ1羽が弱った状態で見つかり、簡易検査を実施したところ、鳥インフルエンザの陽性であることが確認されました。
県内で鳥インフルエンザの陽性が確認されるのは今シーズン初めてで、おととしの10月16日に次いで過去2番目に早い確認となっています。
環境省は、オオタカが回収された地点の半径10km圏内を「野鳥監視重点区域」に指定。
区域内には養鶏場が2カ所ありますが、現時点で異常は確認されておらず、県は区域内の養鶏場に消毒などの防疫対策を徹底するよう呼びかけています。
【県農林水産部畜産課 仲山美樹子 課長】
「厳重な警戒が必要だと思っている。令和4年度には県内でも高事例が発生しているので、緊張感を持って対応していかなければ」
死亡率の高い高病原性の鳥インフルエンザかどうかは、今後、環境省が遺伝子検査を行い確定させる予定で、判明までには約1週間かかる見込みです。
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