福島・須賀川市の動物病院に刃物を持った男が立てこもる事件があり、警察が説得を続けていましたが、22日午後7時前に身柄が確保されました。

福島・須賀川市西山寺町から、福島テレビの矢崎佑太郎アナウンサーが中継でお伝えします。

男が立てこもったのは奥に見える白い建物、須賀川市の動物病院です。

先ほどまでは、建物の中で人影が動く様子を確認することができましたが、現在は警察の捜査車両が前に出てきて、中の様子を確認することができません。

そして、ここから先のところで警察官やパトカーなどが止まっていて、広い範囲で現在も規制が行われているという状況です。

警察によりますと、22日午後2時30分ごろ、奥の立てこもりの現場となった動物病院の非常警報装置が鳴ったということです。

警察官が現場に臨場した際、刃物を持った男が立てこもっていて、人質などはいないということです。

JR須賀川駅から車で6分から7分ほどの場所。
近くには住宅街なども多くあり、付近の方に話を聞いたところ、普段は多くの人や交通量も多い場所だということです。

―― 刃物の立てこもり男確保という情報が入ってきました。現場の動き、何か確認できることはありますか?

先ほどと様子は変わってはいないです。ただ、規制線が解除されました。

ただ、警察官の動きや捜査車両の動きというのは変わってはいないということです。

そして捜査関係者によりますと、強盗目的などではなくて、この病院に関係する女性に対するストーカーといったような情報も今、入ってきました。

立てこもっていたのは、20代の男とみられるということです。

人質はいなかったため、警察としては急いで確保する必要はなかったと思われますが、説得を続けて応じたのではないかと。

それから現場の規制線が広くなかったので、銃とかを持っていると過去の例からみるとかなり広く規制されますので、凶器は刃物だけだったのかなと推測できます。

今回の事件は、例えば銃刀法違反だとか、建造物侵入、それ以外の容疑について、これから捜査していくものと思われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。