愛媛県松山市の高齢女性が「保険の過払い金の払い戻し」を装うウソの電話を受けるなどし、現金390万円をだまし取られました。警察は被害届を22日に受け、特殊詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは松山市内に住む70代の女性です。

警察によりますと、女性は9月下旬に市役所の職員を名乗る男から「累積保険の過払い金の払い戻しがある」などとウソの電話を受けたあと、金融機関の職員を装う男から電話があり自らの口座番号を教えました。

このあとインターネットバンキングの送金に必要な機器が届き、相手の指示に従って操作。10月9日から16日までの間に複数の他人名義の口座にあわせて約290万円を振り込みました。

また16日に市内のコンビニでATMを指示に従って操作し、指定された口座に現金約100万円を振り込み、あわせて約390万円をだまし取られました。

女性は、利用明細を見て「もらえるはずなのに振り込んでいるのでは」と不審に思い警察に相談。だまされたことに気づきました。

警察は特殊詐欺事件として捜査していて、自治体や金融機関の職員が電話でATMの操作を依頼することはないと注意を呼びかけています。

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