能登半島地震の被災地、石川県志賀町の町長が10月22日、岡山市を訪れ、これまでの支援に対する感謝を伝えるとともに支援の継続を求めました。

岡山市役所を訪れた志賀町の稲岡健太郎町長は「経験したことのない災害対応で途方に暮れる中、岡山市からの応援があってここまでやってこられた」と大森市長に感謝を伝えました。

能登半島の中央に位置する志賀町は2024年1月1日の地震で震度7を観測。被災直後は人口の半分以上となる約1万人が避難し、これまでに災害関連死を含めて15人が亡くなりました。

岡山市は1月8日から約3か月にわたって延べ2088人の職員を派遣し、給水業務の補助やり災証明の受付準備など志賀町の復旧・復興をサポートしました。

(志賀町 稲岡健太郎町長)
「少しずつ復旧が進んでいる。小さな町なので マンパワーが少ない状況。引き続き全国から支援をしてもらわなければならない状況が続くと思う」

志賀町では10月18日に最後の避難所が閉鎖されましたが、岡山市は現在も保健師を1人派遣していて、被災者の心のケアなどの業務を担当しているということです。

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