東京・江戸川区の無人販売店にある防犯カメラが捉えたのは、ショーケースにあった全てのつけ麺を袋いっぱいに詰めて盗む“在庫一掃つけ麺泥棒”です。

しかもこの店がある場所というのが、警察署の隣。

そのため、この男が袋詰め中にも店の外をパトカーが通過。

男が気付き、振り向く様子がありますが、お構いなしに犯行を続けていきます。

なぜ、すぐ気づかれそうな警察署の近くで、しかも白昼堂々犯行に及んだのでしょうか。

ヘルメットを着けたまま、マスク姿でビニール袋を手に持ち商品を見渡すと、マスクを外し指をペロリ。

店内には複数の防犯カメラがあるにもかかわらず、あごマスクのまま。

無人ホルモン直売所小松川店・オーナー:
つけ麺8個在庫あったんですけど、8個全部持っていった。

1個1000円のつけ麺の在庫を一掃するかのように窃盗。

さらに犯行中、店のすぐ外にはパトカーが通過。
それもそのはず、この店の場所は警察署のすぐ隣だったのです。

しかし男は、パトカーを気にする様子があるものの、手を止めることはありません。

そして、男は料金を支払うことなく、そのまま店をあとにしました。

なぜ、男は捕まるリスクが高いこの店で犯行に及んだのでしょうか。

犯罪心理に詳しい明星大学の藤井靖教授は「確証バイアスを“逆手”に取った犯行かもしれない。つまり警察署が近いから、決して万引きをする人なんていないだろうと(お店とか)周りの人が思ってるところをあえてつくというか」と語ります。

店のオーナーは今後、警察に被害届を提出する予定だということです。

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