キツネに扮した2人が竹の上で見せた妙技=長崎市で2024年10月15日午後3時31分、神崎真一撮影

 竹に登って曲芸を披露する「竹ン芸」(国選択無形民俗文化財)が14、15日、長崎市伊良林2の若宮稲荷神社であった。

 竹ン芸は、江戸時代に始まったとされ、祭りばやしに浮かれ、竹の上で遊ぶキツネを表現している。白装束と面で男ギツネ、女ギツネに扮(ふん)した演者が命綱無しで高さ約10メートルの竹に登って妙技を披露。観客の「よいしょ」のかけ声とともに逆立ちや水平ポーズなどを次々に決め、歓声を浴びた。【神崎真一】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。