札幌市豊平区で5日に発生した強盗致傷事件で、強盗致傷容疑で逮捕された北海道千歳市青葉7の建築作業員、鈴木陸容疑者(25)が、「金に困り闇バイトに応募した」という趣旨の供述をしていることが20日、捜査関係者への取材で判明した。道警は「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」の関与も視野に、首都圏などで相次ぐ強盗事件との関連も慎重に捜査している。
また、鈴木容疑者が事件当時、侵入した住宅内で何者かとスマートフォンで通話していたことも判明。道警は、鈴木容疑者がSNSを通じて闇バイトに応募し、指示役とやりとりしていた可能性もあるとみて、押収したスマホの解析を進めている。
鈴木容疑者は5日未明、同区の住宅に侵入し、住人の男性(79)の手足を粘着テープで縛って現金3万円を奪ったなどとして18日に逮捕された。道警は20日、鈴木容疑者を送検した。【後藤佳怜】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。