20年前台風による水害で7人が犠牲となった兵庫県豊岡市で、追悼の集いが開かれました。

追悼の集いでは、遺族たち60人ほどが集まり、10月新たに建てられた「永久の鐘」鳴らし、犠牲者に祈りを捧げました。

2004年の台風23号は全国で死者・行方不明者98人と大きな被害をもたらし、豊岡市でも円山川などの堤防が決壊して、7人が亡くなりました。

20年が経ち、追悼の集いが開かれるのは、ことしが最後になります。

【妻の美加さん(当時46)を亡くした周藤和正さん(68)】
「いつまでたっても、悔しさは残ります。災害のニュースを見る度に、どうしても思い出してしまいます」

円山川の流域では、堤防の整備など治水対策の工事が仕上げの段階となっています。

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