運転手不足の解決や交通手段の確保につなげようと、仙台市青葉区で自動運転バスの運行実験が始まるのを前に、報道機関にバスが公開されました。

10月20日から実験が始まるのは自動運転技術を搭載したEVバスです。センサーなどの情報をもとに周囲の状況を判断し、事前に決められた国際センター駅から仙台城跡までの片道2.4キロを走ります。

実験は0から5まである自動運転レベルの2にあたり、運転手も乗車して緊急時は手動運転に切り替えます。19日は仙台市の郡市長が試乗し、安全性を確かめました。

仙台市 郡和子市長
「安全を確認するのに低速になったり、安全が見通せるとそれなりのスピードを出すことも可能でした。市民の皆様方の利便性だったり安全性だったり、そういうものにも大きく貢献していくことになるだろうと思って楽しみです」

運行実験は20日から6日間行われ、仙台市は将来的に完全な自動運転の実現を目指してきたいとしています。

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