広島県福山市で複数の男性などから現金を脅し取ったとして「匿名・流動型犯罪グループ」のメンバーなど男6人が逮捕された事件で、警察は関係していたとみられる暴力団組員の男2人を新たに逮捕しました。

恐喝の疑いで逮捕されたのは指定暴力団浅野組傘下の重政組組員、原誼亜生容疑者と中岡組組員、川原涼哉容疑者の2人です。
警察によりますと2人は、すでに逮捕・送検されている「匿名・流動型犯罪グループ」とみられる「阿修羅」のメンバーなど男6人と共謀し、今年6月、福山市曙町などで複数の10代の男性に対してトラブル処理を口実に「向こうとは話がついて50万円包んだ」などと言って脅し、借用書を書かせました。
その後、男性らから5回にわたって、現金計41万5000円を脅し取った疑いが持たれています。
2人は「阿修羅」の活動を支えていた”面倒見”だったとみられ、事件当時、現場にも居合わせていたということです。
警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。
警察は事件の全容解明とグループの解体に向けて、詳しく調べています。

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