水難事故を装って知人男性を殺害したとして殺人容疑で逮捕された大阪府富田林市の無職、井上司容疑者(61)について、大阪地検は18日、罪名を自殺ほう助に切り替えて起訴した。「証拠の内容を評価した」としている。
起訴内容は2023年12月3日、ダンベルなど計7キロの重りを購入して知人の無職、池田明弘さん(当時63歳)に渡し、この重りが入ったリュックサックを背負った池田さんを翌日、大阪府柏原市の大和川に入らせて溺死させ、自殺を手助けしたとしている。目的は、自身が受取人となっていた池田さんの死亡共済金を得るためだったと判断した。【林みづき、斉藤朋恵】
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