前の京都府警の本部長がパワーハラスメントで事実上の更迭となったことを受け、吉越清人新本部長(53)が着任し、記者会見で「ハラスメントの防止は最重要課題の一つ」と話しました。
今月14日付で着任した、京都府警の吉越本部長は東京都出身で、これまで京都府警の捜査二課長や警視庁公安部の総務課長などを歴任しました。
■「殺すぞ」パワハラで事実上更迭の白井前本部長の後任
京都府警では、白井利明 前本部長が部下に「殺すぞ」と暴言を吐くなどしたパワーハラスメントにより、事実上の更迭となったことを受け、吉越本部長が着任。
18日の記者会見で意気込みを語りました。
■「ハラスメント防止は最重要課題の一つ」と新本部長
【京都府警・吉越清人本部長】「京都府民の皆様の安心と安全を守るという職責を果たすべく、誠実に着実に力を尽くしてまいりたい」
また、白井前本部長のパワハラについて問われると「職員の人格や尊厳を傷つけるだけでなく勤務環境を悪化させるもので、決して行ってはならない」とした上で、「ハラスメントの防止を最重要課題の一つと位置づけて対策を推進していく」と述べました。
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