沖縄県教育委員会は17日、派遣型風俗店を利用した際、従業員のかばんから1万円を2度盗んだとして、中部地区の特別支援学校に勤務する寄宿舎指導員の男性(38)を停職6カ月の懲戒処分とした。

 県教委の調査によると男性は7月30日と9月16日、那覇市内の宿泊施設で従業員の隙を見て、それぞれ1万円を窃取した。店舗関係者から学校に連絡があり、発覚した。

 また県教委は同日、酒気帯び運転で摘発された南部地区にある特別支援学校の男性事務長(60)を停職6カ月とした。摘発前日の夕方から夜にかけて自宅で飲酒し、翌朝の出勤途中の検問で呼気から基準値を超えるアルコールが検出された。処分を受けた2人は事実関係を認めているという。

 半嶺満教育長は謝罪した上で「今後とも服務規律違反に対して厳正に対処するとともに、教職員の綱紀粛正の徹底を図り、信頼回復に努める」とのコメントを発表した。

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